出会いは素敵なモノだと言いたい
色の記憶
あなたは今 何色かしら?
あ、見て見て このピンク
あなたに頂いたあの色ょ!
アクセントでお気に入りなの!
だけど
私もうすぐ 脱皮なの
今度は何色が増えるかしら?
お気に入りは残したいけど
薄くなってしまうかもね
あなたにあげた オレンジ色は
お気に召して頂けたかしら?
広いキャベツ畑で もしも
あなたに も一度会えたなら
あなたの色は 眩しいくらい
美しい色でありますように
人と人との出会いは、本当に素敵なモノだと言いたいですね。
出来る事なら、いい出会いを引き寄せたいと誰もが思うでしょうが。そうでない場合もあります。
そんな時も、自分との出会いが相手には、より良いモノであってほしいと思ってしまいます。
人に悪意を向けられた時にも、そう思うだけで少し優しくなれたりします。
高校卒業後、就職し社会人になった私は本当に無知でした。ww
会社の研修で県外に、出張に行った時の話です。
無事研修も終わり、帰りは公共交通機関を使って、家に帰らなければならなかったのですが、乗り継ぎの時間も、路線も調べず「コレに乗ればいいのかな?」と自分の勘だけを頼りに家路に向かっていました。
あたりは暗くなり始め、見たこともない山ばかりの風景、乗客も三人ほどしかいない車内・・「もしかして乗る路線を間違えたのかな?」と不安がよぎりだした時、
「終点〇〇駅~・・・・」低い車掌さんのアナウンスが響き渡りました。
終点駅という事は、その先はないのである。「引き返すしかないなぁ。」と思い駅員さんにどうすればいいか相談することにしました。
帰ってきた答えは、「これが最終ですよ。」あっさり言うと業務に戻って行ってしまいました。非情( ;∀;)
冷や汗ドバ~ッ!!ココはどこ!!私はどうすればいいの!!
パニックになり、青ざめて口がパクパク。立ち尽くす私。。。
そうこうしている内に、車内で見かけた女子中学生の一人が、駅に迎えに来ていた父親を連れ、私に声をかけてくれたのです。
「どうかしましたか?」
私は、とりあえず今出来る最善を考え質問しました。
「駅の近辺で泊まれるところはないですか?」
「田舎だからちょっとないですね。」
あたりは山ばかり。。そうですよね。。
「じゃあ、タクシーはないですか?」
「タクシーもないですよ。」
あたりは真っ暗。。民家もないですもんね。。。
「どこまで帰られるんですか?」
「〇〇までです。でも同僚に電話して迎えに来てもらおうかと思ってるんですが・・」
「ここから車で約二時間くらいかかりますよ?」
「ちょっと連絡してみます。」
同僚に電話をかけると、仕事が終わらないので夜中になるよと返事が・・・
「よかったら車で送りますよ?」
「迎えに来てくれるそうなので、ここで待ちますのでお気遣いありがとうございます。」
もう、自分が情けなくて逃げだしたい気分で答えると、
「このあたり、最近殺人事件があったばかりなんです。お嬢さんお若いし、犯人もまだ分かっていないんで危ないですよ。どうぞお気になさらずに!」
・・・・・・殺人事件!!!!!!しかも最近!!!恐怖で身震いした私は、
「ではお言葉に甘えて、そうさせていただきます。」
そう即答し、
車のシートに座るにも、体重をあまりかけないようにするぐらい恐縮しながら、家に無事付くことができました。
あの優しい女子中学生と、親切なお父さんに出会わなければ、本当にどうなっていた事でしょう。(+o+) 命の恩人とも言えるぐらい、今でも感謝しています。。
車からの降り際に、「どうしてもお礼をさせていただきたい。」と名刺をいただき、後日手紙とともに菓子折りを送ると、丁寧にそのお礼のお礼にも手紙をいただきました。
今では、どこに行くにもアプリやナビがあるので大丈夫ですが。ww
そんな出会いもあるんですよ。。。