TUKUMOブログ

自分の中にある、書きたいを綴っていこうと思います。

恋愛力について

         コントロール

 

            ああそうなのね。そういう事ね。

 

              だからこうなるのね。

 

               はい!任務完了!

 

             人の波をするりと抜けて

 

            透明の様でしっかりは透けない

 

               そう スパイごっこ

 

            楽しみましょう わたしと一緒に

 

            危なくなったら 逃げましょう

 

 

               賑やかな街を抜けて

 

             道なりまでも コントロール

 

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異性から好意を抱かれるのは、嫌な気になれないものである。正直、いい気分になれる。
大概は。。


 しかし、好意をもっているのを他人に知られると、集団の中ではやっかいな事に発展することもある。気をつけよう!


集団の中において、それは共有意識の目標となり、話題となり、協力という形で自分のコントロール範囲からはみ出てしまう。
それを私は【献上状態】と名付けている。献上とは意味合いがだいぶ違ってくるが、献上です!とコッソリ良からぬ思惑を一緒に、箱に詰めてくる。いわゆる悪代官集団になるのだ。


 高校生活、私は地味めグループ、しかも女子同士でしか話をしないような女の子で、男子からは少し接点を持ちづらかった。容姿は並みだが、いわゆる清純派イメージのおかげで、それなりに人気はあったみたいだ。
人気になる範囲も広く、個性的な男子からも好意を持たれることもあった。そんな出来事の一つ、Yくんの話。


 Yくんは、いわゆるオタクキャラだった。一時期、光沢色のスカーフを海賊のように頭に巻いていたのが印象的だ(笑)

彼は個性的ではあったが、柔らかい物腰と、コミュニケーション能力の高さで、イジラれキャラとして、周りには常に誰かが群がるという男の子だった。学校は、たまにお休みしていたりしてはいたみたいだが、事情はよく分からない。


 そんなYくんから好意を持たれているのを、知ったのは、周りからの献上から、であった。


「Yが好きって言ってるよ~。どう?」、悪びれることもなく他人のデリカシーを私に献上。

苦笑いするしかなかった。すかさずYくんが慌てて止めに来る。


 それから学年中の周知の事実になり、この好意は堂々と私に献上され始める。。。。。。。。。

 

Yくんも自分のコントロール範囲からはみでたその好意は、どうすることもできない。

 

「ごめんなさい。」この言葉を何度彼に言えばいいのか!一度ならず何度言わなければならないのか?そのたびに心が鼓動を止めた。

 

はじめに言ったように他人からの好意は、持たれて嫌な気にはならないが、好意が相手の迷惑になった時、そこで好意は終了しなければならない。

Yくんの恋は、彼の思わぬ形で、終わったのである。

 

集団生活の中でこの【献上状態】はよく起こる。あなたの協力者が、【献上状態】を発動させる悪代官にならないようにしなければならない。

 

逆に、密かに力添えをしてくれるような、節度のある靴屋の小人であれば、【献上状態】もいい結果に結びつくでしょう。

 

要するに

 

      自分の範囲外もコントロールする力

 

                         は持っておいて損はないよ。

 

 

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