心の病
何を言ったって どうせ 頷きはしないんだろう?
ええ ええ あなたの 言う通りです。
私の前を歩くあなたの 服が そんなにも
なびいているんですもの・・・・・・
何を言ったって どうせ 聞きはしないんだろう?
いえ いえ 私は 微笑んでいますよ。
私の前を歩くあなたの 靴が そんなにも
汚れているんですもの・・・・・・
「心の病=脳の病気」と正しく認識している人が周りにいるという事は、本人にとって、生きづらさの解消になるのだろうか。
少なくとも、心の安定には必要不可欠だろう。
本人は果てしない嵐の中で、自分を彷徨い歩いているのだ。
そう思うと手を差し伸べたくなるのだが、嵐の中では私を、敵と勘違いしてしまうかもしれないなぁ。
誰に頼まれた訳でもなく、何かの盾となり傷つき歩いている後ろを、私も心を痛めながら歩こうと思う。
人間が壊れていく様は、強烈だ。
そして、ある日突然あっけなく始まる。
明日の自分かもしれないし、今日のあなたかもしれないよ。
そう思いながら生きてきた。
要するに、
逃げないことも大事だし、逃げることも大事
それをいつするのかって事はもっと大事
ってこと。