TUKUMOブログ

自分の中にある、書きたいを綴っていこうと思います。

欲望は時に盲目的になるのでお気をつけを

 

欲しがらなければ

 

手に入るものが多くなった

 

 矛盾だらけでも

 

真実が見やすくなった

 

脱ぎ捨てると

 

いらなくなった

 

そうしていると

 

何かが飛んできて

 

体にペタッと張り付いた

 

f:id:tubuyakitukumo:20191211160511j:plain

 

「欲しい。欲しい。」とおねだりばかりしていた事があります。

それは・・・彼氏という存在です(*´з`)

社会人になると、素敵な出会いがあり恋愛は腐るほど出来るのだと、勝手に思っていた20代の頃。

 

いざ、自分が会社という狭い組織に属した時、非婚の気の合うフリーの・その条件に引っかかる出会いは、なかなか無いのだと突き付けられました。

取引先の人。営業の人。声を掛けてくれる人はいるのですが、よくよく話すと既婚だった!・彼女がいた!というのはしょっちゅうでした。

「君に早く出会っていれば良かった。」「運命を感じる。」

そんな風に言ってきます。(アラ、お口がお達者で・・・)苦笑いでかわします。ww

 

 学生の頃の、いわばヨリドリミドリの状態から、片思いも出来ない枯渇な状態になった私は、「彼氏がほしぃ。」が口癖になりました。

 

どうにかこの状況を抜け出そうと、私がとった行動は突飛なものでした。

 

ハイ、出会い系です。

 

登録すれば、いくらでも出会えます。

真面目にお付き合いしたい者同士の出会いのツールの1つ、と捉えるには無理があるのは分かっていましたが、もしかしたら良い人がいるかもしれない!「彼氏がほしぃ。」この現状から抜け出せるなら!と必死でした。

 

まずは、登録➡気になる人にコンタクト➡サイト内でやり取り➡メルアド交換➡

    自分の携帯でメール➡番号交換➡電話で話す➡直接会う

 

 これが出会い系サイトの流れでした。初めは慎重にサイト内だけのやり取りに、長い時間をかけますが、メルアド交換をしてしまえば、その後の流れはあっという間でした。

 

こちらが慎重になっている事を、気遣ってくれる人も中にはいましたが、電話番号の交換をすると、一分以内に着信が来るのがほとんどです。

電話で話す相手の声や、話し方の雰囲気に流され、今度こそは彼氏が出来るかも!と果敢に会いに行きました。

 

記憶を辿ると20人位には会っていたと思います......

 

ただの友達が欲しい人、バンド活動の宣伝ついでという人、寂しがり過ぎて病んでる人、特にもうコレが目的の人が多いです。

何人落とせるか武勇伝的なノリの人!!( ゚Д゚)

 

正直、怖い思いも多少しました。彼女さんが追いかけてきて、目の前で初めて会う男性がビンタされたり・・・家に行くと脅されたり・・・自分の目的が達成されないのが分かると、置き去りにされたり・・・世の中、本当に色んな人がいるなぁ~としみじみ痛感する経験の一つでした。

 

友達がほしい!というのが目的の男性とは、何度か遊びに行き、こんな繋がり方もあると勉強にはなりましたが、私は「彼氏がほしぃ。」のです。

 

正しく言えば、「誰でもいいから彼氏になってください。」ではなく、私の求める条件に満たした「私の彼氏」が欲しかったのです。

 

【私の戦略は間違っているのかもしれない】そう思い始めた頃、ついに求める出会いのチャンスがきたのです!!!

 

しかし、その男性と何度か会う約束をしましたが、なかなか会えません。

 

ようやくお互いの都合の良い日が決まり、待ち合わせの場所に行くと、穏やかで落ち着いた雰囲気の、年上の男性が、照れくさそうに待っていました。

夜景を見にドライブをして、お洒落な飲食店で楽しくご飯をしながら話していると、

「おぉ!〇〇(男性の名前)」

なにやら男性の知り合いらしき二人組の男が近寄ってきたのです。

二言三言、会話のやり取りをして帰って行きましたが、なんだかあまり雰囲気の良くない二人組で、彼の様子も気にかかりながら、店を出ました。

「また会いたいんだけど会ってくれる?・・・」

別れ際にそう言ってもらえて、私は「やっと彼氏が出来る~!!」と喜びながら帰りました。

 

 

その数日後のメール内容に愕然する事になるとは( ゚Д゚)

 

そのメール内容は・・・

    

 

 (店で会った友達が、君を気に入ってしまって、、

 一度会ってあげてくれない?)

 

愕然です。

これには本当に愕然としました。何か弱みを握られているのでは?と思うくらい突然の方向転換でした。

私は、出会い系でも”いい恋愛が出来るんだ”と証明出来る最後のチャンスを失ったのです。

 

(意味が分からないので、会えません。)

 

とメールを返し、その男性の番号を拒否設定に加えました。

そして、キッパリ出会い系サイトの使用をやめました(*´з`)

 

さて、

「彼氏がほしぃ。」という自分の欲望に素直に行動した私は疲れ果て、

「暫く、一人でいいゃ。」と思うようになり、、、

 

会社の先輩や、友達から徐々にいい出会いがもたらされるようになるのでした。ww

 

欲しがらなくても、手に入るのが恋愛なのでしょうか?

 

私の結論・・・・

    「 矛盾ですが、一理あると思います。」

 

 

 

sikoukei.hatenablog.com

 

 

sikoukei.hatenablog.com