親の存在について
繋ぐよ君へ
この遺伝子の欠片
運ぶよ鼓動を
そのかわいい笑顔に
幾千の細い道のりで
寂しさに出会うだろうよ
きっと君も分かるだろうよ
母も 父も 一人なのだと
きっと君も見つけるだろうよ
母の 父の 後姿を
親と言うのは、子供にとっては偉大か?
自分を証明するという点では、無くてはならないもので、そこには必ず父と母が存在する。
よく【尊敬する人は誰ですか?】の質問に「父です」「母です」と答える人は多い。
子供の頃なら分かるが、大人になってからもそう答えている人がいると、まだまだ未熟だなと思う。
親も一人の人間である。という事に、なんの違和感もなく受け入れることが出来る様になって、初めて大人になれるのではないか。
親がいつまでも、越えられない壁になってはいけないのだ。
時に道しるべとなり、時に例外を見せてやるのが、親である。
その人間模様を見て、学び、自分の人生を一人で歩んで行けるようになるのが、大人である。
子供にとって、親は学びだ。そして、親にとっても、子供は学びだ。
共に学んでいけば、その子供の子供の子供へと、学びは道しるべとなるのだろう。